富士見台・ 蛇峠山

富士見台
富士見台

【日 時】2001年 7月14日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】富士見台(1739m)・蛇峠山(1663m)
【山 域】長野
【ルート】 (12:35)萬岳荘--(13:10)富士見台--(14:00)萬岳荘==
(16:30)馬の背--(17:15)蛇峠山--(18:00)馬の背
【所要時間】1時間25分・1時間30分
【メンバー 】単独


明日の南駒を控え、本日はお手軽登山とする。ユックリ家を出発する。中津川ICを降り19号線を右折し馬篭方面に向かう。ラジオでは本日で東海・近畿地方も梅雨が明けたと報じている。川沿いに進み民家の横のヤブカンゾウを見ながらグングン高度を上げる。植林帯を抜けると、トウヒ・ツガなど高山系の林相に変化する。神坂峠は車が所狭しと駐車していた。恵那山の黒沢ルートまだ通行できないのだろうか。園原方面は通行止の看板がある。立派な建物の萬岳荘の手前の駐車し、身支度を整え出発する。

登り口には彫りぬいた木桶に水が滴り落ちていた。富士見台まで1.5Kの標識がある。笹原に覆われたピークが迎えてくれる。道は非常に整備されフワフワとした絨毯のようなマットも敷かれていた。ひと登りすると、展望が開け神坂峠の道と出会う。中津川側から心地よい風が吹き上がる。

右に道を取る。笹原の中に薄ピンク色の花が見える。左に曲がると神坂小屋に着く。登山者が日陰で涼を取って休んでいる。岩石の出た富士見台が望まれる。文字通り笹原の中にササユリが可憐な姿を現す。暫し撮影タイムとなる。
分岐付近 ササユリ
分岐付近
ササユリ
岩場をひと登りしたところが山頂であった。広々とした草地になっており、西から吹き上がる風が心地よく、数組の登山者が寝そべって寛いでいた。残念ながら恵那山山頂は雲が掛かっていた。遠望は霞が掛かり、中ア方面や伊那側もハッキリとは望めなかった。

帰路、小屋から東のトレールを辿ったが、金網が張られており直ぐ引き返す。分岐の西の山で無線操縦の模型グライダーが風に乗って滑空していた。

車の所に戻り、蛇峠山を目指す。蛇峠山は今年の干支の山である。当初は園原に降りる予定であったが通行止めのため、来た道を引き返す。馬篭・妻篭・昼神温泉を通って153に入り冶部坂峠に到着する。トヨタ関連の保養施設の間を抜け馬の背に達する。ゲートがありここに駐車する。

案内書通り道路脇の花を楽しみながら車道を歩き始める。大きく右に曲がる辺りから山頂付近のアンテナ施設群が望まれる。クガイソウ・ヤマオダマキなどの中にもうマツムシソウが咲いていた。振り返ると大川入山の秀麗なピラミッドが望まれる。
蛇峠山 山頂
蛇峠山
山頂
アンテナ施設の間を抜けると前方に小高い蛇峠山が現れる。少し下ると笹の道の登り返しとなる。山頂は鉄骨の展望台が設置されていた。展望台に登り景観を楽しむ。残念ながら南アなど遠望は利かなかったが、南側には茶臼山などが望まれた。

帰路は途中から山道を辿る。自然林だが幹は細い。車のところに戻る。冶部坂峠の宿り木温泉に浸る。

中津川まで戻り、明日の食料を買い、給油を済ませる。大桑から林道に入りゲート前の駐車場で仮眠する。


蛇峠山の草花木

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